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思い通りにならない子どもを思い通りにしない

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年に一度のお祭り
森のフェスティバル
勝手に略して森祭りに行ってきました

このきれいなドアはなに?
これ教室のドアです

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これはロッカー

きれいやん
いい匂い

地場産の杉で
教室が少しずつリフォームされてる
といううわさを聞いてましたが
ほんときれいでした〜

いい考えですねー

学校っていうのは
地域のものだったんですよね
本来は

うちの田舎なんて
運動会は小学校も老人会も婦人会も
みんな一緒にやってましたもん

その学校に新しい先生が来れば
地域みんなでお祝いして歓迎して
酒飲んで喧嘩して仲直りして(笑)

まあちいさな地域だった
というのもありますが
本来学校っていうのは
地域で生まれて育った子たちを真ん中に
お母ちゃんお父ちゃん
じいちゃんばあちゃん
そして先生たちが
いっしょになって子どもを育てるとこだった
と、わたしはおもってます

自由の森は
もちろん公立校でもないし
遠くから通ってる子もいて
寮に入ってる子もいて
だけど

やっぱりそこに集まってくる子たちは
学校のある場所、地域の
だいじな子ども

なんじゃないかと思うわけです

だからこんなふうに
地元で育った木が学校になったり
それをデザインしてくれる人や
切ったり削ったり整えたりして
形にしてくれる人がいて

そのすべての思いに守られて
子どもたちが育ってく

いいなあとおもいました
はやく全部の教室が
こんな風になるといいですねー

今はインターネットの普及で
地域の広さはどんどん広がっていってるから
これからがとてもたのしみ

考えてくださった鬼さんはじめ
教職員の皆さん
ありがとうございます


森祭りは台風の影響で
予定を変更したりして
スタッフのみなさんは本当に大変だったとおもいます
ほんとお世話になりました

わたしは「森の手」という集まりで
お店を出させてもらったひとりですが

なつかしいひとたちにたくさん会って

久しぶり〜〜!

と声かけあって

ああここで
子どもたちを育ててもらったんだなあ
とおもうと同時に

ああここで
わたし自身が育ててもらったんだなあと
強く強くおもいました


子どものこと
うまくいかないことだらけで
不登校、いじめ、子育ての悩み


思うようにならない子どもを
思うようにしない


ということが
ここ自由の森で
教職員のみなさんや
ほかの保護者のみなさんに
教わったことだったなあとおもいます


子どもをおもうようにする
ということは
つまり子どもを支配することだし

支配できてしまったら
それは本当に大変なことでした

我が家の子どもたち
ふたりとも自由の森でお世話になりましたが

まあ卒業しても
なんやかんやありました
いや、あります
現在進行形


なんでそうなるのー!
なんでそうするのー!



の連続です


上の子27歳 会社員
下の子22歳 シンガー&フリーター


でも
親が思い通りにできなくて
良かった

思い通りになんかならないよ
ならなくていいよ
ならないほうがいいよ


あの頃のわたしに
たくさんそう言ってくれたひとたちに
ありがとうを言いたいです



自由の森に行くと
子どものことより
子どもを見ている自分自身と向き合わされる

子どもは
わたし自身を写す鏡であると同時に
わたし一人では知り得なかった窓を開けながら
一歩先を歩いてくれてるんだなあと

ゆったりした気持ちになった1日でした


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森の手をよろしく

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久々の四里まんじゅう




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