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わくわくキャンプ

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今年も自由の森の小学生キャンプ、
「わくわくキャンプ」に行ってきました。

キャンプは今年で五年目。
お手伝いのボランティアさんたちもすっかりベテランで
わたしはいつも凄いなあと見とれています。

自由の森を肌で感じてもらいたい!という思いで始まったキャンプですが、
今年も30名の定員があっという間に埋まってしまったそうです。
すごい。

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これは本部。
何しろたった二日間なので、お互いに早く知り合って楽しい時間が過ごせるように、
そして迷子になったりしないように、と
撮ったばかりの子どもたちの写真を班ごとに貼ってあります。

写真を見ながら、この子どこにいるか知らない?とか
この子おもしろいのよー、さっきねえ...とか。
スタッフ同士の情報交換ができるので役立ちます。

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熱中症にならないように、水の確保も万全。
巨大クーラーボックスにたっぷりの水と氷がスタンバイです。

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グランドにみんなで張ったテント。
夜になるのを待っています。

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今年のキャンプのテーマは『縄文人になろう』。
これは子どもたちが社会科の教員のみなさんと作った「矢じり」。
さて、これで何をするかというと、

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まずは弓矢をつくって、

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そして練習。
そして
そして

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鹿狩り

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獲れた鹿はこのナイフでさばいて

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焼いて食べました。
よく焼かなきゃだめよーと叫ぶお母さんボランティアさんたち。

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もう大騒ぎ

注*鹿肉は北海道の、信頼できる精肉店から送ってもらったお肉です。

一日の活動が終わって、寮体験(シャワー)をし、
そのあと食堂で晩ご飯(栄養満点ハンバーグ定食)、
そしてそしてお待ちかね

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肝試し!
みんなで説明を聴いています。

だいぶ怖がってたのに、
体育館に帰ってくると一気に余裕の顔になり、
ぜーんぜん大したことなかったよ、という男の子たちに大笑いでした。

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肝試しも終わり、なかのさんから寝る前のお話。
なかのさんの身ぶり手ぶりの自由の森話に、みんな大笑い。

なかのさんは、子どもと話すのがほんとうに上手です。
翌日子どもたちは、なかのさんのことを「イエ〜イの先生」と呼んでました。
この子たちが入学したら、「なかのさん」って呼ぶようになるんだなあと
そんなこと想像するのもたのしいです。

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早朝のカブトムシ取りのあとの朝ご飯。
みんな良く食べてたねえ。

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今年は大人気のパン定食でした。
すべて食堂で焼いている、余計なものが一切入っていないすごいパンです。

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班ごとに中学教頭のひろっちゃんが分けてくれた食券がこちら

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水がなくならないように

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二日目は水鉄砲づくり

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暑さも気にせず熱中してる子
賢く木陰をさがして作る子たち

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大人も子どもも真剣です

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お待ちかね水遊び

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汚してしまったけど
どうしてもこの洋服着て帰りたいの
お気に入りだから

という女の子のために
ボランティアのお母さんが洗って干してくれました。
すぐ乾いてよかったね。

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延々と水遊びをしたあとに、
流し素麺をしてスイカ割りして
今年のキャンプが終わりました。



いつもキャンプが終わるとおもうのは、
参加してくる子どもたちのことを自分の子どものように見つめたり、
気を配ったり、心配したりそして怒ったり、
そういう自由の森のお母さんお父さんボランティアさんの存在です。

子どもたちは暑くてもヘッチャラで走り回っていますが、
大人にとっての真夏のキャンプはかなりハード。
それでもめいっぱい自由の森を楽しんで、感じて欲しいという思いがあって
みなさん毎年準備を重ねて、手伝っています。

今年は社会科の教員のみなさんが、
『縄文人になろう』という魅力的なテーマを用意して下さり、
子どもたちは二日間、夢中になって色んなことにチャレンジしていました。

わたしの尊敬する林竹二さんが

真の学びの前では学力の高低など吹き飛んでしまうんだよ
そこに深い学びが生まれるんだよ

というようなことをおっしゃっておられて
今回、この『縄文人になろう』という一連の活動に参加する子どもたちの表情に
そのことを改めて感じました。
学びと遊びの間に境界線なんてないんだなあということも。

参加者の小学生、そしてボランティアの在校生、卒業生。
ほんとうに色んな子たちがいて、たのしかったです。

無理して笑顔を作ってる子
自信がなくて周りを攻撃することで自分を守っている子
みんなの勢いについていけなくて1人座ってる子
まわりのことなんか全く気にせず
興味のある方向へどんどん突き進む子
みんなみんな素敵でした。

ありがとう!






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