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「『これから』を生きてゆくために 内部被ばくといのちのことからかんがえる」記録集できました

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震災から二年半になる秋に、記録集が完成しました。
2012年1月25日、自由の森に肥田舜太郎先生を御呼びして、
みんなで作った講演会・クロストークの記録です。

講演会から二年の間、どんな記録集にするか、
震災とは自分にとってなんだったのか。
いろいろなことを話したり確かめたりしながら作ってきました。

記録集をすぐ形にしなかったのは、
それなりの理由がありました。

ひとつ目。
肥田さんのことば、クロストークで交わされた高校生、大学生のことば
それをどう受け止め、かんがえていったらよいのかということを抜きにして
記録集の中身を決めることはできないという思い。

二つ目。
終わりのない災害、原発災害という問題を、
一回の講演会の終了をもって簡単にまとめることはできないのではないかという思い。

三つ目。
震災直後、そして講演会の後、さらに震災から二年を経たとき、
私たちが何をかんがえるようになっていったのかということを、
ていねいに文字にしていきたいという思い。

そんな思いを何度も出し合っては話し合い、
とうとう完成したのがこの記録集です。

肥田先生の講演会全文書き起こし。
高校生、大学生と肥田先生との対話の全文書き起こしと写真。
さらに講演会を聞いた中高大学生、卒業生のアンケート全文書き起こし。
そして「二年を経て」というタイトルで
当時高校生だった卒業生と、現在高校生になった在校生、そして鬼沢理事長に
それぞれ思いを綴っていただきました。

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肥田さんの講演会のスタートともいうべき「わたしたち“ひばく”なう?!」で
たくさんの人たちが被ばくについて考え語り合った自由の森の公開研で、
記録集を販売したい、という願いがかなった当日の風景。

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事務局前の棚に見本があります。
現在は購買にて販売中です。
実費(500円)でお分けしていますが、数に限りがございますので、
お早めにお買い求めいただけたらとおもいます。

最後になりましたが、この記録集を作るにあたり、
たくさんのみなさんのお力をいただきました。
この場を借りまして、実行委員会を代表し心よりお礼を申しあげます。
ありがとうございました。


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