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自森の象徴 『合唱』

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きょうは前々からたのしみにしていた土曜講座『合唱』に行ってきました。
お水のペットボトルも用意して、意気揚々。
飯能の駅近くについたところで、きょうがツーデーマーチだと言うことに気付き…
自森坂にたどり着くと、おもったとおり歩くひとたちと、接待する自森生たち。

お揃いのグリーンの帽子をかぶった中に、自森の高校校長おにざわさんもいて
あ、コウチョウセンセイだ~、と公立小学校から入ったばかりの保護者(私)は、
ちょっとミーハーな気分を坂の下に残しつつ、土曜講座『合唱』に向かいました。

でもそのとき、今日は何ですか?なんて聴かれてしまい、土曜講座なんですけど。。
と答えたら、あ、そうなんだ~、となんとか門を開けてもらうことができました。
自森ってこんなんか~、とおもわず苦笑い。ゆるくっていいですねー。


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さて、こちらの写真は音楽科の大場さん。
土曜講座を引っ張っていってくださる、ピアノが上手で歌が上手い男前!よいしょっ!
グランドピアノに映っているのは、参加者の足、23人分です^^
個人情報の関係で、顔は写しませんので…とご協力をお願いしたところ、
「あら~、ぜひ写して~。」なんてことばが出るほどの和やかさでした。

今日みんなで歌った歌は、『ケサラ』と『モルダウ』。
『ケサラ』は、校歌というもののない自由の森で歌い継がれてきた歌だそうです。
自森暦の長い方にとっては、だいじな歌なんだろうな、それを今いっしょに歌う、
その不思議さとよろこびが、音に声になって自分から出ていきました。
気持ちよかったー。

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最後に来月6月6日に、府中の森芸術劇場である音楽会のこと。
写真はそのお知らせの紙です。大場さんの顔がこの写真の枠の外にあります。
男前の実物はぜひ会場に見にいらしてください。
頼めばサインもしてくれそうな、やさしい感じの(たぶん、おそらく)大場さん。

入場無料で音楽科の先生方の独唱あり、アンサンブルありの音楽会だそうです。
詳しくは、自由の森学園 頼り(父母発)のこちらのページから。
http://jiyuunomori.air-nifty.com/jimori/2008/05/20080606_0b01.html
もちろん私も今から楽しみにしています。

関係ないんですけど、なんで自森の音楽科には女のひとがいないんでしょう?
土曜講座『合唱』では、いかにして男の方に来ていただけるかという話になりました。
男性…この場合、低い声が出るひと、と解釈していいのでしょうか。
低い声の出る方がいらっしゃると、合唱は大きくなるそうです。

最後にひとこと。
娘の小学校の卒業式で私たち親が聴いたのは、悲しくなるような歌声でした。
長い間、だれかに歌を『歌わされ』続けてきた子どもたちが、
自ら『歌う』ということを獲得していく『合唱』が、自森の象徴であることを感じ、
歌い終えたときのさわやかさをからだいっぱいに満たすことのできた一日でした。

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コメント 12

doka

はじめまして!高1の保護者です。D君のブログからこのブログをみつけ、読みながら、そう、そう、同感、同感って思っていました。そして何それ!?信じられない、と怒りながら涙が出てきました。学校って何?教師は何を教えるの?と・・・。どの子も大切にされる、当たり前の思いが自森にはあります。これは人として大切なこと、今の世の中おかしいです。うちの子も中学から入りました。のんびり屋さんの、慎重屋さん、いろいろなことになかなか、手を出せず。でもしっかりと、自分の考えを持ち、何がいいか、悪いかをよく考えているようになったのでは?と思います。口はとっても生意気になりました。自森に入れて良かったと思っています。お嬢さんもこれからの成長が楽しみですね。ところで、合唱ですが、私も今日行っていました。アルトです。おとなりのお隣の席だったかしら?また、お会いしましょうね。
by doka (2008-05-17 23:58) 

トミーズパパ

こんにちは。
自由の森の場を楽しんでいただいているようで・・・たいへん嬉しいです。

子どもたちの合唱では、ひな壇に、歌っていない子がいることがあります。
最初は不思議でしたが、”独楽つぶりさん”が言うように、仲間の合唱を
シャワーのようにあびながら、自ら『歌う』ということを獲得していく過程
なのだと思います。

『なんで自森の音楽科には女のひとがいないんでしょう?』ですが、
女性の教員も過去にはいたのですが、合唱の指導をするときに
低いパートがでないので、指導が難しいことが原因かもしれませんね。

娘さんの高校卒業式の合唱では、ハンカチがたくさん必要かも・・・
これからもよろしくお願いします。
by トミーズパパ (2008-05-18 11:32) 

ykom

トミーズパパさんの言う通り
女性の音楽専任教員はいたことがないです
2、3人講師はいましたが

音楽科の混声合唱指導は
男性は 裏声でオクターブ上を出して女声を教える事ができるのだけど
女性教員は、オクターブ低い声は出せないという まったく技術的な事

では、他校では 音楽の女性教員はどうやって教えているのか

ここまで突っ込んでは聞いたことがなかったです

曲目の選定は、実は相当苦労しているようです
それを見せずに、楽しく歌えばいいんだよ としか
音楽科の教員は 言いませんが


by ykom (2008-05-18 16:43) 

komatsuburi

dokaさん、こんにちは^^
アルト…あー!お世話になりました!
はじめて土曜講座に参加して、とても楽しかったです。
ありがとうございました。

音の取れない私の隣でだいじょうぶでしたでしょうか?
このブログを見つけてくださってありがとうございます。
うれしいです、ほんとにほんとに!

どの子も大切にされる。
ほんとうに当たり前のことが守られているってすばらしいですね。
でも、きっと当たり前のことを守るのがいちばん難しいのでしょうね。

自森に入って、それを守り育ててくださって来たたくさんのみなさんや、
今まさにそれをするために奮闘してくださっているみなさんの
想いをひしひしと感じています。

この想いとこの場所を次の子どもたちにきちんと渡せるようにするには
いったい何ができるんだろう、と考え始めています。
これからもどうぞよろしくお願いします!

トミーズパパさん、こんばんは。リンクを貼っていただいたおかげで、
たくさんの方とのつながりが出来そうでうれしいです。
ありがとうございます。

自森は娘の学校で、わたしの学校じゃないんだよなーと思いつつ、
もうすっかり楽しんで、合唱も体験してきました。
あんなに弾いてもらってるグランドピアノは無いんじゃないかしら。

歌わない子ども…きっとそうだと思います。
森が育つために、うんと時間がかかるのと同じように、
子どもたちが育つためにはゆったりとした時間が必要だと。
その時間を奪わないために私たち大人が出来ることとは…。
そんなことをゆったりと、でもサボらずに考えていけたらと思っています。

ykomさん、はじめまして^^
いらしてくださってありがとうございます。
トミーズパパさんと、ykomさんの、音楽科の謎?の答えには
なるほど!とうなづきました。

わたしは、「森の音楽祭」に女性ファンがたくさん集まるようにかなあ(笑)
と、お気楽に考えていました^^

なるほど、曲の選定は大変でしょうね。
表現の素材をひとつに絞るのは、大変な作業ですよね。
だから余計に合唱というのは、価値のあることなんだなと思います。

ひとりひとりの表現があり、
ひとがひとと繋がって出来上がる表現があり。
森の音楽祭がとても楽しみです!

そうそう、トミーズパパさん、
独楽つぶりさん、と呼びかけていただけてうれしいです。
これからは、このハンドルネームで行こうと思います^^
命名、ありがとうございます。

独楽つぶりより
by komatsuburi (2008-05-19 01:20) 

21ya~

所用で講座途中で校舎外へ・・・。
遊んでってェ~というワンちゃんと戯れながら、聴こえてくる合唱の響きを楽しんでいました。

森の音楽会は女性ファンは勿論、性別 年齢 現・元自森関係者―でない方も。とにかくどなたもこなたもわんさかです。
楽しみですね!



by 21ya~ (2008-05-20 09:24) 

komatsuburi

21ya~さん

森の音楽祭!
>どなたもこなたもわんさか…
そうなんですか、初めてなのでとってもたのしみです~♪

ちなみに我が家は、翌日なんにも予定がないのにもかかわらず、
府中の夜の余韻を満喫するために、宿をとってしまいました。
インターネットの極安トリプル、寮むすめを確保する企みもあったりして(笑)

独楽つぶりより

by komatsuburi (2008-05-20 22:39) 

by 21Su

なぜ音楽科に女性教員が残っていないか!

このまえ大場さんに聞いたんですよ。

そしたらね? 

先の仮説とはちょっと違う、なるほど自由の森
らしいなぁと思えた話をしてくれましたよ。

次回の講座で、もう一度聞いてみましょう!

この問いに興味のある方も是非おいで下さい。

次回は 6月21日午前10時からですよ~。



by by 21Su (2008-05-21 23:42) 

komatsuburi

なぜ音楽科に女性がいないのか。
この謎については、長い間論議が交わされてきましたが…
ここにきて、ついに新説がっ!

21suさん、>なぜ音楽科に女性が…残っていないか
残っていない…と今おっしゃいましたね?!
その辺にこの謎を説くカギがあるのか!!!

で、その話は、あさっての自森ンピックじゃなくって、
6月21日の土曜講座『合唱』で明かされるんですね。
う~ん、21suさん、やるなあ。

脱帽 独楽つぶりより^^;


by komatsuburi (2008-05-22 21:55) 

なぎさ

なぜじもりの音楽科って女性がいないの
by なぎさ (2008-07-09 19:30) 

komatsuburi

今週の土曜日の合唱、行くのやめとこうかなっておもったけど、
なぎささんの書き込みを読んでいくことにしました。
わたしが聞き出してきますから、それまで待っててくださいね。

こまつぶり

by komatsuburi (2008-07-09 23:44) 

21SU

この件、すっかり忘れてました。
前回はロッテさんのバイバイ企画がちょっとあったりして
話題にするのを止めました。

でもこうなってくると丸秘情報のように思えちゃいますよ
ね(本当はそんなことでなくとも)。

さてどうなんでしょうね。12日のお楽しみかな。
by 21SU (2008-07-10 12:39) 

komatsuburi

21suさん、忘れてたんですか~、
観察日記ではこんなに壮大な話題になっているというのに(笑)
でも前回の市民講座の合唱の、留学生ロッテさんの歌声は
すばらしかったそうですね!おっとさんが感動してました。

丸秘情報、いいですね~♪
自森の七つの謎を解け!みたいな感じで。
どんどん作っちゃいましょうか^^

では、謎のひとつ、なぜ音楽科におんなのひとがいないのか。
この鍵は、明日21日の市民講座『合唱』の教室に…。

独楽つぶり
by komatsuburi (2008-07-11 07:32) 

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