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兄ちゃん、進級できるんかいな。

Tree.jpg

学習発表会の様子を、よそのお子さんの親御さんから聴かせてもらって、
なんと、そこでうちの子どもたちの様子まで、よく観ていてくれてて。
もう、ありがとー、みんなーって、涙が出そうでした。

自森は、っていう風には書けないけど、私は本当にひとに恵まれてるなあ。
娘の作品とか展示を、違う学年のお父さんが見ててくれて、すごかったよーとか、
息子の合唱の様子を、こうこうだったよーって、教えてくれるお母さんとか。
みんなありがとー(涙)

わたしが行かなかったからか?
子どもたち、のびのび学校をエンジョイしてるみたいで、
あれれ、こんなんだったら、学習発表会、行けばよかったわん。
なーんて、思ったり、思わなかったり。

で、今日の終わりの会までのわが子たちの「家庭だらだら期間」、
娘は、もう中3の自覚がすばらしく身についており、
ああ、卒業式何着よう~、手作りしたいんだよねー、まずは練習で作ってみるー
などと、ミシンかけて、なにやらしこしこ作ってます。
おいおいおい、それは中3の自覚とはなんの関係もないだろー、
という言葉を飲み込んで、まあ、それなりに、中学最後の年なんだ、という思いはあるようで。

息子は息子で、進級できるんかいなと、もうおなかのなかで火にかけたやかんが、
シューシュー言ってるのを、ぐっとこらえて、ここが肝心、と観察してたら、
なにやら、本人は、学習発表会の選択演劇すごかった、とか、
体育館の発表もすごかったー、と編入してはじめての経験をやっと楽しめるようになったみたいで。
母は、案外平気な顔をしつつ、ああ、やっとー、って涙ものです。
ほんと子育てって、待つ時間の方がどんどん長くなってきて、しんどいよー。

そのうえ、息子は、娘と同じレベルの高3の自覚に目覚めたのか、
ここで、ふつーは進路だろ、と思うところを、修学旅行だぜい、いえい!みたいな。
北海道縦断?というエントリーが通って、ほんとにそのだらだら生活、ネット漬けのインドア暮らし、
お前、ほんまに、自転車縦断する気力体力精神力あるんかい!
と本気の突っ込みを入れたくなるのをぐっとこらえて、
何日くらい行くの~何人ぐらいでいくの~と、知りたいことを3日ぐらいに分けて
それとな~く聴きだして(ああ、われながら、なんと涙ぐましい行動)。

観察、観察、と自分に言い聞かせているのを知ってか知らずか、
休みなのに、せっせと自森に通って、どうやら修学旅行の相談に加わってる様。
まだコースは決まってないけど、予算はいくらで、宿がいくらで、とか、
おいおい、それも大事だけど、自転車でトレーニングするって言ってた三月終わるぞ。
いつ始まるんだー、来年の三月かー、とまたまたマジで突っ込みを入れたい母です。

まあ、彼らの思考の順序と、私の思考の順序というか、優先順位が違うのね。
それも、これから、失敗しながら学んでいくんだから、助け船を出すのはやめよう、
先回りして、地図を書いてやるのはダメダメ!とぶんぶん頭を振りまわしてる私です。
今日は、評価表持って帰ってくるんだろうなあ。
来年は、息子高3、娘中3、どうなるんでしょうねえ。
知~らないっと。。と言えたらどんなに楽かなあ。
修行でんな。


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コメント 7

にゃんこ

こんばんわ~

13日 うちの娘も無事 卒業しました(^^)v
まぁ 中学は義務教育だから 誰でも(何してても)
卒業できちゃうんだろうけどね(^^;
問題は 高校だぁ!
「今までの3年間のように 過ごしてたら あとで 思いっきり後悔することに
なるぜ!」 と 言ったら
「ママに言われると マジ やばいって思う。自分でも分かってるよ。
高校は 『単位』ってやつを 取らないと 卒業できないんでしょ?」だって。

娘は 「絶対ココに来たい!」って 自分で決めて入ったくせに
中1の夏休み前くらいから 約1年 週2~3日しか行かない 
パート中学生だったのよ。

1年のときも 2年もときも 登山にも行かない。(登山靴 わざわざ買ったのに!)
2年の体育祭も 前日準備までは張り切ってたのに 当日 ドタキャン。
家に一緒にいても イライラするだけだから 
私だけ出かけて クラスの親たちと カレーパーティしてきたよ。

「どうせ 行かないなら 近くの公立行って 不登校してろ!」と 
何度 叫んだことやら・・・。
学校に行かないくせに 土日になると カラオケしに飯能に出かけてく。
定期は カラオケ通いのためなのか・・・・。

もう途中で「勝手にしてくれ・・・(はぁ~)」と ヤンヤヤンヤ言わなくなった私。

そしたら なぜか 中2の秋の修学旅行実行委員会から 張り切りだして
3年生は 体育祭・学園祭・音楽祭と 忙しく活動するように なったよ。
とはいえ やっぱり 気分次第なとこがあって 
参加する しないも 波があり
「あれっ? ちょっと! 学発 行かないの? 中学最後なのに・・・」という結末も。 

卒業式の日 女子は まるで 「ガールズコレクション」のようだった。
中学3年間は この日のためだけに あった というくらい 
最大限のファッションを 楽しむ子たち多し。

きっと 在校生の女子は 「私も この日に かけるわ、中学生活!」みたいに
思ってるのかもね。

こまつぶりさんの娘さんも 評価表どころじゃあ なさそうね(T T)
まぁ うちの評価表も 3年間 ほとんど白紙だったけどね。
とても立派な表紙だけが かえって 親の涙を誘う・・・わね。

私も 先回りして地図を書いてしまっていた親。

「待つ」ということが 苦手だった。
「なんで やらないの? なんで 出来ないの?」
そんな言葉が からだ中に 渦巻いてた。

「待つ」
これは 私が 一番 学ばなくちゃならないことだったと思う。
そして それを学ぶことが出来たのは ジモリだったから。

私も 自由の森学園中学校 卒業です。
次は 高校で 何を 学ぶのか・・・。

楽しみです(^^)/




 


 
by にゃんこ (2010-03-24 22:21) 

OBになっちゃったM

こんにちは

娘の高3が終わって思えたことですが、子供はちゃんと自分のこと 将来のことを
考え 悩んで、これからどう生きようか ちゃんと考えてますよ。

自森の教育の中で ちゃんと自分を見つめて 自分を知ることを学んだ子供たちは
安易に進路を考えるのではなく、どう生きていくかを考えられる子どもたちです。

自分が自分らしく生きていける場所を、ちゃんと捜し求めて見つけられると思いまよ。

それまでを「見守る」親は、ちょっと しんどいですけどね。
子どもの行動や言動に 一喜一憂するのが 親の仕事ですから・・・笑

二人のお子さんの成長を願ってます!






by OBになっちゃったM (2010-03-28 16:08) 

komatsuburi

>にゃんこさん

書き込みありがとうございます!
そして、ご卒業おめでとうございます!
卒業式、行ってみたかったけど、どうでしたか?
きっと小学校からのお嬢さんのことが頭に浮かんだんでしょうね。
ああ、うちも来年中学卒業、早いですね。

そしていよいよ高校進学ですか!
高校は高校でまた楽しそうですね。
息子を見ていると、また違った雰囲気があって楽しそうです。
まあ、いろいろ息子も問題ありですが(>_<)

それにしても、にゃんこさんのことば。
「待つ」
ほんとうにこれなんですね。
待つって大変。
ちいさいときは、待つこともできた気がするんですけど、
今は、やれるのに、なんでやらないの!
みたいな気持ちになって母暴走。
なんか、娘の成長に親の気持ちがついていってないのでしょうか。
待つ、ということのむずかしさを感じています。

でもこうして、先輩の「待つ」という気持ちを聴いて、
そうなんだ、やっぱりそうなんだな、と落ち着くことができます。
ありがとうございます。
待っても待っても、なあんにも変わらない娘を見てると、
待ってていいのかなあと不安になるんですよね。
でも変わらないっていうのは、こっちの見方でしかなくて。
実は目に見えないところで、変わっていってるんですね。
にゃんこさん、ありがとうございます。
わたしも、がんばって「待つ」ぞう(*^^)v

>Mさん

心強いことばをありがとうございます。
Mさんでも、高3が終わって思えたこと、というところにほっとしました。
子どもの行動や言動に、一喜一憂するのが親、と言ってもらえて、
この年がら年中オロオロヒヤヒヤの親は、救われます。

Mさんがそう言えるのはきっと、ご自身も同じように見守ってらしたから。
ですよね。なんて勝手におんなじようにしてしまってすみません(>_<)
でも今は、それを信じて、子どもの育つ力を信じて見守っていくしかない、
見守っていこうと思います。なんてくじけそうになりながらなんですけど!

こうやって、OBの親御さんとお話できるってうれしいです。
これから入るひとや、今いてジタバタしてる私のような親に、
アドバイスして下さるとうれしいなあ。
これからもときどき遊びに来てくださいね。
お待ちしています、というより、頼りにしております!(^^)!


こまつぶり








by komatsuburi (2010-04-02 11:51) 

クロ&ミケ

komatsuburiさん、お元気ですか。
きょう、お父さんとお会いしましたよ。
父母コン関東ブロック交流会(?)のパンフレットに、素敵な姿が
ありました。
グランドの八重桜を楽しみにしていたのですが、ちょっとしか咲い
ていまうせんでした。そのかわり、西洋タンポポがあちこちに咲い
てましたよ。

ところで我が家では娘が2匹の野良ネコをつれてきました。
これが面白い。
野良の世話をすることは、ネコの嫌がることもしなければならず。
私はネコの好きなことだけをやっているので、2匹のネコは私に
なつき、娘は憎まれ役(そんな気持ちがネコにあるとは思えませ
んが)。子育てとはそういう面もあることを娘がわかってくれたか
どうかまでは・・・・・でsu.



by クロ&ミケ (2010-04-24 23:25) 

komatsuburi

でsuさん!

ごぶさたしています^^
お元気そうでなによりです。
おかげさまでわたしも元気でやっております。
昨日は、富良野に出張中で伺えず…。
桜は間に合ったかなあと思っておりました。
たんぽぽ。春ですねえ。
子どもたちが家に帰ってくるたび、山は寒いよ。というのがわかります。
おかげさまで子どもたちも元気です。

のらちゃんを2匹とはすごいですね~。
好きなことをしてもらえるクロちゃんミケちゃんはしあわせもの。
いいおうちに連れてきてもらえて喜んでいるんだろうな^^
我が家もワンコをあやしながら、君たちもこうして育ててきたんだよ、
それなのに…もう!という怒りがすこしでも伝わってくれれば(笑)
子育ては、3歳までに幸せ前払いとはよく言ったものですね。
子どもたちとのバトルはいつまで続くのか(苦笑)
親に定年はないんですねえ。目指すは諦念か(ハードル高いです)。

またお目にかかります。
良い春をお過ごしください^^v


こまつぶり


by komatsuburi (2010-04-27 06:38) 

KUMA

はじめまして、たまーに拝見させていただいています。
子どもの日々の変化を見るにつけ、自分がどうだったかなどと思いを馳せながら見守る毎日です。
この1年を悔いなく過ごしてもらえたらと思います。もう、1年はないんですね。
写真のすばらしさに、子どもの成長を重ねる想いです。
by KUMA (2010-05-12 10:55) 

komatsuburi

コメントありがとうございます^^
見ていただけてうれしいです。

高校3年生にとってはもう一年ないのですね。
ほんとに。
ついつい私は卒業まであとこれしかないんだから~となってしまいます(笑)
でも、本人にしてみたら、そんな逆算よりも日々がすべてなんですね。
悔いが残らないように、と私も祈って過ごしています。

写真はどしろうとなのでお恥ずかしいですが、
思いついたまま載せてしまってます。
次は体育祭、ちょっとした風景を拾えたらとおもっています^^;;
ありがとうございました♪

こまつぶり


by komatsuburi (2010-05-22 09:05) 

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